街の薬剤師の世間の評価が下がらないか、やや心配になる今回の話。
最後の最後、「いやいや、トローチの穴の意味を知らない薬剤師はあまりいないだろう」と突っ込んでしまいました。笑
さて 今回は、「意識高い系?」の主人公と、ドラッグストア店員の小野塚との対決(?)の話。
主人公補正で、葵みどりのやることが正義のように見えがちですが、個人的には相対する小野塚もしっかり患者背景を考慮している良い薬剤師に見えました。
少ない人数・多い仕事・無理なシフトなどで余裕がなくなり、少し外れた言動をしてしまったのかな、と思います。
私には「それでも患者のために尽くすべきだ!」と主張することはできません。
それはブラック企業の論理に近いとも思えます。
医療従事者もひとりの人間としての権利があるはずです。
「患者のため」という言葉は聞こえがいいですが、使い方によっては医療従事者に自己犠牲を強いる、文字通りの「殺し文句」となります。
仕事が凄くつらくても「患者のためだろ」といわれると何も反論できなくなりますからね。
患者に限らず「◯◯のため」という言葉は、そういう危険をはらんでいることを忘れてはいけません。
人に優しくするためには、自分にある程度の余裕がなければ難しいものです。
「誰かのために自分を殺す」のではなく「誰かのためになるためにも自分を生かす」と考えましょう。



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