【薬剤師視点】『アンサングシンデレラ2話』感想

生きるヒント

「病院の薬剤部にマトリ(麻薬取締官)が来んの⁉︎」と驚いた薬局薬剤師です。笑

薬局でも「個別指導」「保健所の立入検査」などとなると緊張しますが、なんかそれより怖そう。

さて今回は、何らかの薬で不整脈を起こし、その人が飲んでいた薬を特定するために主人公が奔走します。

文字通り走り回って、なんと患者の家まで行くあたり「さすがドラマ笑」と思いました。つーかそんなことをしてるほど時間的余裕はないだろう。

観ている薬剤師の私としては「薬剤誘発性QT延長症候群」を疑い、「三環系抗うつ薬?」「マクロライド系抗菌薬?」などと思いましたが、全然違いました。

そして主人公が、患家にあった薬の残骸(?)を舐めて「これは…!」となった時は、どこのちっちゃくなった名探偵だよと思いました。笑

それはさておき、この患者さんは「ある病気」を家族に隠しています。

その内容は伏せますが、ドラマでなくともこういった方は少なからず存在するのだろうな、と思います。

特に精神科の門前に勤める私にとっては、たとえ家族であっても安易に情報提供はできません(家族に黙っている患者さんもいます)。

これについては本人の価値観や背景によるもので、第三者の私が答えをもっているわけではありませんが、あえて私見を述べるとすれば「ひとりで抱えないで」と感じます。

支え合うとお互いのストレスホルモンが減るという研究があります。

自殺する人の半数以上が相談していないという研究があります。

弱みを見せるのは格好悪いことではありません。

意外とみんな助けてくれます。

そして、人のありがたみがわかり、自分も人のために何かしようと思えます。

こうして、絆が生まれたりもするもんです。

世の中には「giver」と「taker」がいて、他人に与える「giver」がよいと言われているのは確かですが、「100%giver」を目指してはいけないと思うのです。

個人的には「60%giver」でいいんじゃないかな。どちらかといえばギブ多め、みたいな。

「迷惑をかけちゃいけない」なんて思わずに「40%くらいはいいか」なんて、どうでしょうか。笑

コメント

タイトルとURLをコピーしました