人の悩みの多くが「未来」「過去」に関わることなので、「いま」にフォーカスすることが大切だという記事を書かせていただいたことがあります。
今回は「過去」に視点を当てて、それに囚われて悩んでしまった時に、乗り越えるヒントになればと思い、書かせていただきます。
結論から申しますと
「嫌な過去があるなら、変えてしまえ!」
ということです。
「過去に起きたことは変わらない」と思われがちですが、悪い過去を良い過去に変える方法は、実は存在します。
それは「いま」「未来」を良いものにすることです。
例えば、過去に大変な不幸や大失敗を経験していたとします。
思い出したくない、消してしまいたい、そんな過去が。
でも、いまが幸せだったり、成長を感じたりするのであれば、悪いと思っていた過去は「人生のスパイス」「成長の糧」「若さゆえの過ち」として、笑い話にすら変わります。
つまり、過去の事実は変わりませんが、その「意味」は変わるのです。
少し話は逸れますが
時間は「過去」→「現在」→「未来」と流れるのではなく、「未来」→「現在」→「過去」と流れる
という考え方があります。
私は時間哲学の専門家ではないので、これは捻じ曲げた解釈ですが(笑)、「いまから」により「いままで」も変わる。
こういう考え方もできるのではないでしょうか。
「過去を振り向くな」
「失敗から何かを得よ」
というのはよく言われますが、
「いまを良いものにしよう!そうすれば過去も良いものになる!」
そう考えると、無理やり前を向いたりするでもなく、自然に楽しく成長できるかもしれません。
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