ネガティブな気持ち、マイナスな感情に囚われた時、誰もがそこから脱出しようと頑張ると思います。
しかし、そのような時、具体的にどう動くべきかは意外と難しく、手当たり次第にもがいてドツボにハマってしまう場合も多いのではないでしょうか。
今回は、そのような時にどう対処したらいいかを、段階別に解説してみようと思います。
今のあなたの状態に応じて、適切な対応を取り、早めに元気になっていただけたらと思います。
「混乱期」には、休もう
心のダメージが大きくなった時、脳はパニックを起こし、正常な判断ができなくなっています。
私はこの時期を「混乱期」と呼んでいます。
この際、どうにか正常に戻ろうとあれこれ行動したくなりますが、ひとまず何もせず待ちましょう。
というのも、この「混乱期」には、解決に向かう正しい行動を取れることは少ないからです。
空回りし、混乱を増幅させてしまうこともあるでしょう。
すぐに解決したい気持ちはとてもわかりますが、この段階ではまず「落ち着く」「冷静になる」ことが先決です。
そのためにはひとまず何もせず「休む」。
可能であれば「寝る」ことがおすすめです。
いったん寝ることで、パニックの軽減と、脳内の整理を行うことができ、その後冷静な対応が取れるようになります。
「寝る」のが無理であれば「机に伏せる」「目を瞑る」「深呼吸する」などでもよいです。
とにかく、「混乱期」には、冷静になることに全神経を集中しましょう。
焦って動くよりも、結果として早い解決につながるはずです。
「自己否定期」には、焦らない
心が弱っている時というのは、自己肯定感が下がっていることが多く
「私のここが悪いんだ、改善しなくちゃ」
という気持ちにもなりやすいです。
でも待ってください。
その時あなたは自分の悪いところしか見えなくなっていませんか?
もちろんトラブルから学び、改善策を練ることは必要です。
ですがその前に
「今回、問題は起こったけれど、それはそれ。私の価値は減っていない」
ということに気づいて欲しいと思います。
問題があなたの行動に起因するものだとしても、それを受け止め、悩み、足掻いている時点で、あなたは決して「ダメ人間」ではありません。
自分を責め、焦って何かをしようとしても、なかなか手につきません。
うまくいかないことがあったけれど、私は素晴らしい。
まずはそう言い聞かせて、自分を取り戻した後に行動しても、遅くはありません。
「他者否定期」には、すべきことを考える
上記と逆に「あいつが悪いんだ!」と他者否定に入ってしまうこともあります。これも自己防衛本能のひとつでしょう。
個人的にはこの状態はエネルギーが高く、元気な証拠でもあるので、あまり問題には思いません。笑
ただし、対象が自分にしろ他人にしろ、否定が何かを改善することって、意外と少ないのです。
否定よりも、分析です。
「あの人は、こう。では自分はどうする?」
と冷静に考えたほうが、すべきことが見えてきます。
あまりに感情が昂っている時は「混乱期」とも言えるので、いったん寝てから考えることもよいかもしれませんね。
もちろん世の中には距離を置いたほうがいい人もいますが、あくまで冷静な判断に努めるとよいでしょう。
「ちょっと合わない」程度であれば、冷静になりさえすれば付き合える可能性はありますよ。
もちろんどうしてもダメなら離れるのもアリです。笑
「意欲回復期」には、体も動かそう
心が回復してきたら、ぜひ体も動かしてみてください。
体を動かすと、脳血流が上がり、様々な脳内物質が分泌され、的確な思考・前向きな思考ができるようになります。
考える、というと頭だけを使うイメージが強いですが、実は深い思考には体の状態も非常に重要なのです。
具体的には、ウォーキングやエアロバイクのような有酸素運動がおすすめです。
「心」を整えるには「体」も整えましょう。
「自然解決期」になればしめたもの
実は、上記の行動をとって心が落ち着いてくれば、無理して考えなくてもすべきことが見えてきたりします。
心の枷が外れた時の思考のほうが、より自然に的確に、答えを導き出してくれるものです。
つまり最終的な解決策は「メンタルを整えること」とも言えます。
これをせずにがむしゃらに考えるのは、苦しいし、うまくいかないことが多いのです。
心が疲れた時、落ち込んだ時は、この「自然回復期」に達するように、心身を整えることを意識するとよいでしょう。
策を練るのはそれからでも、遅くありません。
終わりに
ここまで解説させていただきましたが、心の問題は千差万別であるため、「これをやれば絶対解決」というものを探すのは難しいです。
ですが、大抵の問題には、何かしらの解決策はあるものです。
それは頭がいっぱいになっていると見えませんが、落ち着いて目を凝らせば見えてくるものです。
まずは焦らず、自分を大切にしてください。
自分を取り戻せば、いつのまにかまた歩き出しているはずです。



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