誰かのために頑張る姿は、一般的に格好良く、現実でもフィクションでも高評価がなされます。
ルフィは仲間のため、炭治郎は妹のため、カイジは金のため。笑
でも時々、これが足枷や重荷となって自分を追い詰めてしまっている人を目にします。
「本当に人のためを思っているならもっと頑張れるはずだ、頑張らないと」
といった風に、です。
それはちょっと違うよ、ということで、少し書いてみようかなと思います。
必要なのは「自然な頑張り」
大切な人のためであっても、「自分が頑張らないといけない」と無理やりモチベーションを上げる必要はないというのが私の考えです。
ニュアンスの違いですが、「大切な人を思い浮かべた結果として、自然に頑張ることができる」というのが適切な形ではないでしょうか。
あるいは、「家族や仲間が支えてくれるから頑張れる」でもいいのです。
自分が頑張るために、適度に甘えてしまうのも悪くないでしょう。
ルフィも炭治郎も、仲間がいなければ終わっていたという場面も多くありますからね。笑
自分ひとり消耗させるような努力ではなく、他人からエネルギーや癒しを貰うことで自然に頑張る。
そういう意味では、思い詰めるのではなく、適度に肩の力を抜いて楽しく過ごすのが、結果として人のためになるのではないでしょうか。
まずは自分が幸せになること
人は自分に余裕があればあるほど、他人のために行動できるものです。
もちろん極限状態でも自分を犠牲にできるのが本当の愛かもしれませんが、日常生活でそんな状況に陥ることは稀です。
ですから、普段は他人に使う分のエネルギーを残しておくようにするとよいでしょう。
「この人は優しいな」と思える人って、どこか大らかで余裕のある雰囲気がありますよね。
多分、モテるのもそういう人です。笑
人のために動こうと思ったら、まずそのエネルギー(余裕)を生み出すこと。
決して無理をして自分が潰れないようにしてほしいと思います。
基本となるのは「心身の健康」
私は医療関係者なので、どうしてもこちらの重要性を唱えたくなります。笑
人のために頑張るのだとしても、自身の健康を損ねてしまっては、結果として心配や迷惑をかけてしまうことになります。
睡眠時間を削ったり、長時間の残業をしたり、暴飲暴食をしたりすれば、いずれ必ず体にガタがきます。
あるいは、「人のために頑張らなければ」という重圧から、うつ病などのメンタル疾患を発症する可能性だってあります。
私も愛や友情といった少年漫画的な要素が好きだし、誰かのために頑張る姿はとても格好良いと思いますが、土台となるものは「健康」であるということを、忘れないようにしましょう。
そのためには時に義務感から逃れて、自分を大切にしてみたっていいんじゃないでしょうか。


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