自己啓発本が必要なくなる時

読書

世の中には沢山の自己啓発本が溢れていて、毎年のようにベストセラーが生まれています。

私も読書が好きなこともありますが、悩みがちだった時代は、色々な自己啓発本を読み漁ったものです。

そんな中、最近ふと気付いたことがあります。

それは

「いまの自分は自己啓発本から何かを得ようとは、あまり思っていない」

ということ。

娯楽として読むことは多いのですが、最近の私の感想としては「あ、そういう考え方もあるのねー」くらいのノリです。笑

それは多分、私は自分の生き方が、ある程度固まってしまったからだと思います。

初期の記事で似たことを書きましたが

・頑張るのは最大7割

・残りの3割を好きな人のために使う

・で、自分も仲間も楽しく

これが自分のベースです(まとめてしまうと簡単過ぎて浅いなあ笑)。

https://kokoroself.com/2019/10/17/がんばらなくてもうまくいく、73の法則/

ここに至るまで、色々な本にお世話になりましたので、自己啓発本の意味というものは確かにあると思います。

でも読み方を間違えると「本を読んでる俺カッケー、という誤解」や「読んでも一向に人生が好転しない」なんてことになることもあるでしょう。

前者であれば、一読して簡単にわかった気になってしまう人(行動は伴ってないのに伴った気になってしまう)。

後者であれば、読んだけど実行しなかったり、「自分はこんな風にできない」など思ってしまう人。

それでは、せっかくの読書も意味を為しません。

自己啓発本を生かすコツは、自分に合いそうなものをピックアップして、しっかり試してみること、です。

言い方は悪いですが、自己啓発本というものはだいたいが書いた人の主観をもとにしたものですから、すべてを鵜呑みにするのも違うし、耳障りのいい言葉に振り回されるのも違う。

だから自分に合うものを取捨選択するリテラシーが必要となるのです。

例えば私も「生きるヒント」なんてノリで記事を書いていますが、すべての人に合う意見でもないと思いますし、なんなら自分で書いててツッコミどころを感じる部分もあります。笑

だから、読んで自分の考えに合う部分は取り入れ、微妙な内容はスルーして。

そうやって、自分流の生き方を構築していけばよいと思うのです。

そして、自分のスタイルが出来上がった時、自己啓発本は読む意味のないものとなります

おそらくこれが、本当に「身になった」というものでしょう。

自己啓発本を読む方はこのあたりを参考にして、自分の人生をよりよいものに変えていただきたいと思います。

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