地味ですが、コンプライアンスに基づいた健全な経営のためには、避けて通ることもできない各種許可更新や届出。
今回はそれらの業務のうち、定期的に行うものについて、まとめてみます。
※都道府県などによって差異があるかもしれないため、実際に行う際は必ず各担当部署のホームページなどを参照してください。
年間スケジュール
主に作業月が決まっているものを記載。
1月
【薬剤師届出票の提出】2年に1度(奇数年)。1/15までに届出。勤務先にはまとめて書類が送られてきます。
【薬局機能情報の報告】毎年インターネットにて報告。
【麻薬免許証の返納】2〜3年に1度。満了後15日以内(1/15)までに。県庁に「麻薬免許証返納届」「麻薬免許証(原本)」を提出。
2月
なんかあったかな?気づいたら追記します。
3月
【取扱処方箋数届の提出】3/31までに保健所に届出。前年1/1〜12/31の処方箋数。
4月
(調剤報酬改定後などで必要な場合)施設基準の届出など。
5月
なんかあったかな?気づいたら追記します。
6月
【産業廃棄物管理表交付等状況等報告書の提出(マニフェスト報告)】前年4/1〜その年の3/31の状況を県庁に報告。必要箇所は回収業者さんが記載してくれてるので、その他必要事項を記入して提出するだけ。
7月
【施設基準届出状況報告書の提出】7/1時点の状況を自己点検し、厚生局に提出。要件を満たさなくなったものがある場合は別途提出物あり。
8月
なんかあったかな?気づいたら追記します。
9月
なんかあったかな?気づいたら追記します。
10月
【妥結率等に係る報告書の提出】10/1〜11/30までに厚生局に提出。大手チェーンは「根拠となる資料」を添付(各卸さんが3部持ってきてくれるので、押印ののち1枚提出・1枚返却・1枚保管)。
【麻薬年間届の提出】10/1〜11/30までに県庁に提出。前年10/1〜その年の9/30までの受払を記載。
【麻薬小売業者免許の更新】9月末頃〜有効期間が満了するまでの間に。同様の申請内容であったとしても、新規申請と全く同じ書類を添付しなければならない。申請書に収入証紙を貼付。添付書類として、画定図・診断書・薬局の平面図・麻薬保管庫の立体図。県庁に提出。
11月
なんかあったかな?気づいたら追記します。
12月
なんかあったかな?気づいたら追記します。
その他、定期更新が必要となるもの
数年毎に。切れるタイミングを確認。
薬局開設許可の更新
6年毎。申請書(収入証紙を貼付)と許可証原本を保健所に提出。新しい許可証ができたら取りに行く。更新期日前に保健所の人が視察に来たりする。
保険薬局指定の更新
6年毎。書類が届くので確認し、記入・押印して厚生局に提出。変更があれば別途、変更届を提出。
自立支援指定の更新
6年毎。県庁に提出。必要書類多め。
生活保護指定の更新
6年毎。厚生局に提出。申請書と誓約書。
小児慢性・難病指定の更新
6年毎。更新申請書を県庁に提出。
高度管理医療機器等販売業の許可の更新
6年毎。更新申請書(収入証紙を貼付)・許可証(原本)・管理者の継続研修の受講を証明する書類(原本)を保健所に提出。継続研修は毎年行われ、日薬のホームページや会誌で告知されるため参加する。
ちなみに
事前に連絡が来るものも多いですが、無連絡のものもあるため注意。
一般に正副用意して、副本は薬局保管。
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