トリンテリックス・エクフィナ・コララン・クリースビータ

新薬情報

トリンテリックス®︎(一般名:ボルチオキセキン)

☆「うつ病・うつ状態」の適応をもつ新規作用機序の抗うつ薬

☆5‐HTの再取り込み阻害作用、5‐HT1A受容体刺激作用、5‐HT1B受容体の部分刺激作用、5‐HT3、5‐HT1D、5HT7受容体拮抗作用などを示す

☆割線あり

☆通常10mg、最大20mg。増量は1週間以上あける

☆CYP2D6のPMor阻害薬併用中の場合、10mgまでにするなど注意が必要

☆抗うつ薬同士の比較試験にて、有効性・忍容性ともに上位

☆性機能障害・吐き気の副作用が少ない可能性あり

☆半減期が66時間と長く、退薬症状が起こりにくい可能性あり

☆SSRI+ミルタザピン+α、みたいな感じでしょうか。忍容性が高いという意味では、高齢者のうつに有効かも。また、新機序ということで、+αの部分が、既存の抗うつ薬で効果不十分だった方に有効性かも。

エクフィナ®︎(一般名:サフィナミド)

☆適応は「レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing off現象の改善」。必ずレボドパと併用。

☆セレギリン、ラサギリンに続く3番目のMAO-B阻害薬

☆セレギリン、ラサギリンと違い「可逆的」にMAO-Bを阻害する(臨床上の影響は不明)」

☆非ドパミン作動性作用あり(Naチャネル阻害作用からのグルタミン酸放出抑制)。神経細胞の保護効果あり?

コララン®︎(一般名:イバブラジン)

☆βブロッカーを使用しても心拍数が75以上の慢性心不全、が適応

☆HCNチャネル阻害という新規作用機序

☆血圧・心機能に影響を与えず心拍数のみを下げる

☆CYP3A4関連の禁忌多めなほか、ベラパミル、ジルチアゼムも禁忌

☆特異的なSEとして光視症(視野の限られた領域で一過性にまぶしい光を感じたり、光輪現象、像の分離(ストロボ様又は万華鏡様作用)、有色光又は二重像として、投与開始後3ヵ月以内にあらわれることが多い)

☆βブロッカーで脈を抑えようとすると血圧が下がり過ぎてしまう人などに良い適応となりそう。頻脈傾向の心不全は死亡率や入院率が高いし。

クリースビータ®︎(一般名:ブロスマブ)

☆FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症、が適応

☆FGF23を阻害すると、VD活性化などを介してリンの再吸収が促進され、くる病・骨軟化症を改善する

☆希少疾病用医薬品

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