規則・法律・マニュアルだけに従うのは機械。「感情」も考えるのが人。

生きるヒント

注)規則・法律・マニュアルを破ることを推奨しているわけではありません。守るべきものは守りましょう。笑

世の中には沢山の決まりごとがあり、きっちり守る人も、ルーズな人(柔軟な人?)もいます。

タイトルの「機械と一緒」というのは、俗に言う「マニュアル人間」を批判する意味ではありません。

そのような人達は揶揄されることはありますが、基本的には誠実な人間だと思っています。

ただ、「ルールを守っているからいいだろう」とばかりに、他人の「感情」を蔑ろにすることには、異を唱えたいと思います。

「人を傷つけてはいけない」というのは子供でもわかるような論理ですが、本当に罪になるレベルでなければ、明確にルールとして示されるわけではありません。

残念ながら、人を傷つけているのに法律では裁かれずに過ごしている人はたくさん存在します。

ですが、ルールにない「人の気持ちを推し量る」という能力こそが、人と機械を分ける要素のひとつだと、私は思います。

罪にならなければ、ひどいことを言っていい、イジメをしていい、人を傷つけていい、というわけではないのです。

ルール「だけ」に従うのではなく、それを超えた感情面を考えられるのが、人間という生き物ではないでしょうか。

感情を排した現実的な考え方が「大人」であり「社会人」であるようにいわれることも多いですが、それは一歩間違えると、人を機械化する危険性をはらんでいることを理解しておくべきです。

一人ひとりが「ルール外の思いやり」をもち、機械のように感情を無視することのない世界になってほしいなと思います。

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