バリバリの綺麗事・理想論ですが、私が究極的に望んでいるのは、タイトルのような世界なのです。
完全には無理でも、なるべく争いのない世界で穏やかに生きていたい。
そうなれば世の中のストレスの大半をなくせると思っています。笑
解決策でもなんでもなく、ただの気持ちを書いてるだけなので恐縮ですが、今回はそんな内容を書いてみます。
他人を傷つけるのはひどいこと
本来はそのはずです。子供にもそう教えることが多いのではないでしょうか。
それが大人になると、他人への攻撃がある種「必要悪」のようなものに勝手に変換され、口をついて出ることが多くなってしまいます。
そんな大人に囲まれれば子供も「悪いこと」といつ認識が薄れます。
イジメ問題がなくならないのも、そもそも大人の認識が甘かったり、教育できていないことがあるのではないでしょうか。
中には大人になってまで積極的にイジメを行う人もいますが、個人的には論外です。笑
誰かが傷つくのはひどいこと、というのを、みんなが理解できればいいなと思います。
間接的に傷つく人もいる
例えばHSPと呼ばれる人は、直接自分に向けられたものでなくても、他人を攻撃する言動をキャッチするだけで大きなストレスになるとされます。
私も、HSPに該当するかはともかくとして、このようなネガティブな要素に触れるのが苦手です。
攻撃行動がなくとも「誰かの機嫌が悪い」だけでも、凄く気を遣ってしまったり。笑
もっとも、機嫌が悪くなるのは誰しもあることなので、それをゼロにしろとは思いませんが、不機嫌や攻撃行動につながらないよう、全員がストレス管理をしていくことが大切だと感じます。
時には仕方ない、でも反省を
かくいう私も、つい批判的な言葉を使ってしまうことはあります。笑
そんな時、大切なのは「よくないな」と反省する意識かなと思います。
罪悪感もなく、逆に快感を感じてしまえば、「悪口依存症」みたいなものになり、どんどんエスカレートしていきます。
口を開けば悪口ばかり、という人は、こんな状態に陥ってしまっているのでしょう。
これでは自分も周りを幸せにはなりません。
言動は「ネガティブ<ポジティブ」でいきたいものですね。
「競争」と「闘争」は別物
健全な「競争」というものは感動や成長を生むため、大いに推奨すべきものです。
しかし「闘争」は時に相手に深い傷を残したり、些末なプライドのためでしかなかったりすることも多く、私にはあまり必要なものとは思えません。
「オリンピック」と「戦争」の違いと考えればわかりやすいでしょうか。
必要なのは「みんなで仲良く手を繋いでゴール」でも「喧嘩による奪い合い」でもなく、競い合った上で、勝った人も負けた人も、頑張ったのなら讃えるような姿勢だと思います。
相手を傷つけることでしか解決できないのでは、従来の動物と変わりありません。
よい「戦い方」というものを考えるべき時が来ているのではないでしょうか。
他人を攻撃するのは本能?
もしかしたら人は、放っておくと「批判」「悪口」「イジメ」をしやすくなるようにプログラムされているのかもしれません。
脳内物質のアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されると攻撃性が増すのは、防衛本能の一種ともいえます。
でも、だから傷つく人が増えても仕方ないと諦めることはしたくない。
せっかくここまで進化してきた人間ですから、そんな自然の摂理的なものを跳ね除けて、互いが互いを受け入れ合う世界に、そろそろ発展させてもいいのではないかと思います。
我々が生きているのはもはや野生の世界ではないのですから、「他人を攻撃しなければ自分の命が危ない」なんてことはないでしょう。
それよりも支え合いにより多くの仲間を作るほうが、よりよく生きられる可能性が上がるはずです。
メンタル疾患の患者を減らしたい
長くうつ病などのメンタル疾患の患者を見てきたため、これは切に思います。
なんといってもこういう人達は、優しい人が凄く多いんですよね。
もちろん「うつ」や「不安」は、ストレスだけでなく生活習慣などの要素も絡むため、平和になれば患者が減るといった単純な話ではないでしょう。
しかしストレスの多くが人間関係というのもまた事実なので、全員がきちんと考えるべき問題であると考えます。
みんなの努力で、精神科・心療内科が儲からなくなるような世界にしてしまえればいいのにと思います。笑
「平和主義」の仲間を増やしたい
色々書いても、全員の意識を変えることは難しく、現実には批判も悪口もイジメもなくなることはないでしょう。
私ができることは、所詮「自分の周りだけでも幸せにすること」くらいしかないのかもしれません。
でも、一人ひとりが、ちょっとだけ、他人を受け入れたりとか笑わせようとか意識するだけでも、世の中をもっと幸せにすることができるのではないかと思っています。
「生真面目」「考え過ぎ」と言われそうな意見ですが、いまの世の中になんとなく生きづらさを感じて、同じように平和な世界を望んでいる人は、意外と多いのではないかと思います。
そんな人達に、ここにも仲間がいるよと伝えて、さらに考えを共有・交流できたらいいなと感じる、今日この頃。笑
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