「頑張らなくていい」は甘え?

生きるヒント

過去の記事でも「頑張らなくていい」といった趣旨のことを書かせていただいていますが(例:あなたが頑張らなくてもいい9の理由と、頑張ってもいい1の条件)、批判的に見返すと「それは甘えだろ」という見方もできるので、果たして甘えなのかを考察してみました。

結論からいうと、ケースバイケースです。

「甘えじゃありません!」と断定しないのが私の中途半端なところ。笑

基本的には「甘えじゃない」でよいと思いますが、「現実はそうはいかない」「頑張ることで見えてくることもある」という反論もあると思いますし、それも一理あると思います。

判断材料のひとつとなるのが、その人が普段、以下の2つのどちらの傾向にあるかということです。

①自動的に「頑張らなきゃ」と考える人
②自動的に「サボろう」と考える人

先に記載しておきますが、この2つはどちらがよいというものではありません。

②の人は、言葉上は怠け者みたく聞こえますが、適度に気を抜きつつ緩急をつける能力があるとも言えるので、意外と結果を出せたりすることもあります。

逆にこの人に「頑張らなくていい」を適用し過ぎて本当に何もしなくなったりしても問題が起こることがあるので、この場合は「甘え」になってしまうかもしれません。

一方で①の人は「甘え下手思考」です。

これらの人は放っておくと甘えないように頑張って生きてしまうわけですから、むしろ意識的に手を抜いてバランスを取るべきでしょう。

この場合の「頑張らない」は決して「甘え」ではありません。

特に①の人ほど、根性論などを耳にすると「なんだかんだいっても甘えちゃダメだよな…頑張ろ」なんて、また自動思考が働いてしまいます。

こういう人は甘えだなんて心配しなくて大丈夫ですから、頑張らないことを頑張ってみてはどうでしょうか。

結局無難な答えに行き着いた気がしますが、何事もバランスが大切。

もっとも、どちらかといえば「怠け過ぎ」より「頑張り過ぎ」のほうが弊害が大きいので、やっぱり適当に生きるくらいでいいのかな。笑

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