メンタルの弱い人が好かれる5の理由

生きるヒント

メンタルが弱くて悩んでいる人は多いと思います。

そんな自分をどうにか変えたいと色々試してみるけれど、なかなか強くなれず、自信をなくしてしまうこともあるのではないでしょうか。

強くなろうと色々試してみるのはとてもよいことです。その多くがすぐには結果が出ないので挫折しやすいのですが、諦めず数ヶ月続けていってほしいと思います。

その一方で私は

「別に弱いままでもいいんじゃね?私はどちらかというと、そういう人達のほうが好きだけどな」

とも思うのです。

ここでは、メンタルが弱いからこその好かれる理由を考察してみたいと思います。

この人は味方でいてくれる、と思えるから

自称「メンタルの弱い人」は、自ら進んで誰かを攻撃したり、批判したり、敵を作ったりすることが少ないです。

本来、人間も含めすべての動物は、生まれながらにして多少の攻撃性をもっているものです。

攻撃的な人は「本能に従っている」という意味では生物らしいのかもしれませんが、私は人間どうしがもっと「わかり合える」ようであってほしいと思います。

自称「メンタルの弱い人」も、そういう考えの人が多いのではないかな、と思っています。

実際このような人と付き合っていると、無用な争いがなく穏やかな気持ちで過ごすことができます。

私はこういう人を友達にしたい!って思います。笑

他人のことを思いやることができるから

人間は基本的に「自分が悩まないことで他人で悩んでいても理解できない」ものです。

「レベル9以上の負担でやっと悩み出す」という人は、強靭かもしれませんが、レベル1〜8で悩んでいる人のことは実感を伴う理解ができません。

逆に「たったレベル3で悩んでしまう」という人は、レベル3以上の広い悩みに共感できるわけです。

自称「メンタルの弱い人」は「そんなの大したことないじゃん」なんて思いません。

自分では弱いと思いながらも、実は多くの人に頼られたり相談されたりする人もいます。

自分の負担にならない程度に、その共感力を「武器」として活用してみてはいかがでしょうか。

ともに支え合うことができそうだから

自称「メンタルの弱い人」が強くなろうとする理由のひとつに「他人に迷惑をかけたくない」というものがあります。

でも実際は「迷惑かけていいよ。フォローするの好きだし」なんて思っている人が大勢います。

というより、おそらく「弱い人」自身も、誰かを助けたりするのが好きだったりするのではないでしょうか。

人は誰かに親切をすると「愛情ホルモン:オキシトシン」が分泌され、幸福感が生まれると報告されています。

つまり幸せになるためには、一人ひとりが完璧になるのではなく(そもそも無理だし)、弱い部分を支え合うのが理にかなっているともいえるのです。

別にそんな科学的なことを考えて付き合うわけではありませんが(笑)、すぐに悩んでしまうような人は、なんとなく助けてあげたいという気分になるものです。

この人となら支え合ういい関係になれそう、みたいな。

誠実に生きているのが伝わるから

自称「メンタルの弱い人」からは、よりよく生きようと頑張っているのがとても伝わります。

自信のなさからか、直接カッコいい言葉は使いませんが、雰囲気ですぐにわかります。

逆に中身のない人は、言葉でいくら「誠実」「誠意」なんて言っていてもすぐにバレたり(笑)。

ちょっと頑張り過ぎる傾向があるので無理しないでほしいですが、その姿勢もみんなから好かれる理由のひとつになります。

自分も同じだから

私自身も、とても弱い部分をもっているという自覚があります。

油断すると、些細なことでずっと悩み続けるし、精神的な疲れがすぐに心身にあらわれます。

こういった弱みを隠さずに付き合えるのは、同じ繊細な人だけです。

だから、仮に周りが「強靭な人」ばかりだったら、物凄い孤独感に苛まれていることでしょう。

意外と世の中に同じ「弱い人」がいてよかったと思っています(笑)。

便宜上、「弱い」という単語を多用してしまいましたが、実際は強弱の問題ではなく、ただの個性だと思っています。だから改善するものではない。

同じタイプの人間として、みんなで楽しく過ごしていきたいと思います。

そういう人達集めて、飲みにでも行きたいなあ(笑)。

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