「疲れた」の一言が言えない人と、その周りの人達へ

生きるヒント

「あの人はいつも弱音を吐かず頑張っていて偉い」

みなさん一度は聞いたことのある言葉だと思います。

でも私は、この言葉を殊更に美化するのもよくないんじゃないかな、なんて思っています。

「別に弱音を吐きながらだって、頑張ってることに違いないなら、偉いんじゃね?」っていうね。笑

そしてこの「弱音を吐かず頑張る」が無意識のうちに刷り込まれ、ギリギリまで言えない人が結構いたりします。

さらにこの「無意識」というところが結構重要で、別に言うのを我慢しているわけじゃなく、「弱音を吐かないのが自然」になっていることも多いのです。

もしかしたら、弱音を吐いても助けてもらえなかったりして悲しかった経験などもあるのかもしれません。

こういう人は、多少疲れてても嫌なことがあっても、それこそ自然に「いつも通り」を演じます。

「疲れた」という言葉が出るとしたら、それは本当に限界を超えた時。

意外と思い当たる人はいるのではないでしょうか。

「もっと弱音を吐いていいよ」と言いたいところですが、このような人達にとっては、意識して弱音を吐くのも若干ストレスだったりするんですよね。笑

だから別に「積極的に弱音を吐け!」というわけではありませんが、

「ちょっと甘えていい?」

「ちょっと頼っていい?」

「ちょっと休んでいい?」

「ちょっと好きなことしていい?」

「ちょっと一人にしてもらえる?」

くらいは言ってもいいんじゃないかな、と思います。

何よりもまず、「自分は自然に弱音を吐けないタイプかも」と自覚することが大切です。

そして、周りの人達はこの「弱音を吐かない人」が、実は苦しんでいたりするんじゃないかと、少しだけ気にかけてあげてほしいと思います。

もちろん、その「周りの人達」も無理しない範囲で、ね。

頑張るのは70%くらいまでにしましょう。笑

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