初心者が新居・引越で家電を揃える際の選び方

生活の知恵

この度めでたく新居を構えることになり、新たに購入する家電について色々調べたので、備忘録として記します。

初心者がイチから一通りの家電を選ぶのは大変だということがわかりました。笑

最低限欲しい機能でふるいにかけ、そこから選ぶとよさそうですね。

炊飯器

読んだ本では、お米マイスターが「象印」を推してた。笑

加熱方式

一般に優秀とされているのが「圧力IH式」で、ふっくらモチモチの炊き上がり。

やや廉価の「圧力式」はそれと比べると噛み応えのある粒だったお米が炊ける。

どちらも悪くはないので、好みで選ぶとよいと思われます。

「マイコン式」は、味は落ちるようですが、安いです。

「ガス式」はよほどこだわる人だけかな?

内釜

「炭」「鉄」「銅」「土鍋」などあるようですが、細かい違いは正直私にはわかりません。笑

鉄器は高いですが、味にこだわる方には人気なよう。

個人的にはそれよりも「洗いやすさ」「持ちやすさ」などを重視します。

容量

「3合炊き」「5 or 5.5合炊き」「1升炊き」など。

1合で茶碗約2杯分。3〜4人家族なら「5 or 5.5合炊き」かな?

その他

「クリーニング機能」があると炊き込みご飯の後などに便利です。

内部の手入れのしやすさもチェックしておくとよいでしょう。

「保温」「再加熱」機能もきちんと確認。凄く美味しく炊けるけど保温があまりできないものもあったり。

ドラム式洗濯乾燥機

購入前に確認すること

本体幅+5cm〜の搬入経路幅が必要。

「玄関〜廊下〜脱衣所入口の中で、一番狭い場所の幅をA」とすると、本体幅は「A-5cmまで」のものであれば搬入可能です。

ドアを開くスペースも確認しておきましょう。

排水口の位置が本体の下になる場合は「かさ上げ台」が必要。

蛇口までの高さは「本体の高さ+10cm」が必要。満たない場合、別売の蛇口用パーツが必要。

蛇口タイプは「横水栓(先端が分厚いもの)」であれば直接取付可能。その他の場合も先端を交換することで取付可能。

洗濯・乾燥容量

洗濯物の量は「1.5kg/人/日」が目安。

週末のまとめ洗いや、毛布・シーツを洗う予定のある人はやや大きめの容量の製品を選ぶと良いそうです。

ちなみに乾燥容量は洗濯容量より少ないため注意。

洗濯機能

優秀な製品の多くが「温水洗浄」に対応しています。

他にも、「泡洗浄」「高圧洗浄」など、各社いろいろアピールしていますが、個人的にはとりあえず「温水洗浄」があればいいかな。

乾燥機能

毎回の洗濯から「干す」「取り込む」という作業をなくしてくれる、非常に便利な機能です。

「雨天」「花粉」などを気にする必要がなくなることもメリット。

「ワイシャツ」「ジーンズ」「セーター」「ニット」などは乾燥機能に向かないため、分けて洗う必要あり。

「ヒートポンプ式」が電気代が安く(約¥40/回)衣服を痛めないためオススメ。

タイマー設定しておけば、朝、乾いた洗濯物をたたむだけですみます。

自動おそうじ機能

洗濯槽やフィルターを自動で洗浄してくれる機能。欲しい。

洗剤自動投入機能

洗濯物の量に応じて洗剤を自動で計量・投入してくれる機能。体験者からの好評の声が多いとのこと。

スマホ連携機能

外出先からも操作が可能になるなどの付加価値あり。個人的には必須ではないかな。

運転音

日常生活で「静か」だと感じることができるのは45dB(デシベル)以下。

掃除機

コードレス vs コードなし

コードレススティック型は「すぐに使える」「小回りが利く」「収納性が高い」「コードに左右されない」「意外と重い」「1回の充電で30分〜1時間まで」などといった特徴があります。こまめな掃除は得意ですが、長時間の大掃除には向かない、といったところでしょうか。

逆にコードありキャニスター型は「手元が軽い」「細い所にも入る」「コンセントさえあればずっと使える」「逆にコンセント差すのが手間」「収納に困る」「小回りが利かない」などといった感じです。

近年ではコードレス人気が高まっていますが、口コミでは「重い」「すぐ充電切れる」などの意見もみられます。

サイクロン式 vs 紙パック式

サイクロン式は「吸引力が落ちない」「ランニングコストがかからない」「手入れがやや面倒」などといった特徴があります。紙パック式はこの逆といった感じでしょうか。

個人的には

掃除はこまめにやる方が結果として楽だと思っているので、コードレスに一票。

その場合は「稼働時間」「充電時間」「軽さ」「手入れのしやすさ」などを重視したいかな。

ちなみにそれぞれ優秀な値は、稼働時間だと「1時間」、充電時間だと「20〜30分」、軽さだと「1.5kg」、あたりが目安でしょうか。

「着脱式バッテリー」があると連続運転にもいいかも。

冷蔵庫

購入前に確認すること

洗濯機と同様搬入スペース・経路の確保。

設置するスペースは、幅が本体+10cm、高さが本体+5cm必要。

また、ドアの開閉方法(片開き・両開き・観音開き)も確認。

さらに我が家はレイアウト上、冷蔵庫の上方にエアコンが来てしまうため、あまり高いものは避ける必要があるかも(泣)。170cmクラスのやつかなぁ。

容量

目安を計算する式は「(70L×人数)+(常備100L)+(予備70L)」とのこと。

4人家族であれば450Lとなります。

ただし、実際は臨時も含めこれ以上必要になることも多く、ある程度スペースの余裕をもたせたほうが冷却効率・燃費の点でよいことから、50〜100Lは上のものを選ぶのがオススメ。

容量の内訳は、総容積600L前後の商品では

冷蔵室:300〜310L

野菜室:110〜140L

冷凍室:130〜150L

くらいか。

収納

大きいほど見かけの収納スペースは増えますが、実際に使用しづらい「デッドスペース」に注意が必要。

「背が低い方は高い所は出し入れしづらい」

「奥行が広くても奥は出し入れしづらい」

など考えられるため、使用者の背景を考えるとよさそうです。

棚の高さや、室内の仕切り位置を変えられるものもあるので、そういったものを選ぶのも手。

また、定格容量ではなく「実質容量」もきちんとみること。

配置

妻は「真ん中野菜室」推し。自炊メインの方はこちらの方が楽でしょう。

とはいえ最近は冷凍食品のクオリティも上がっているので、お弁当用などで使用機会が多ければ、真ん中冷凍庫でいいかも。

付加機能

解凍せずに食材をカットできる「切れちゃう瞬冷凍」

冷蔵・チルドより低温で保存し鮮度を長持ちできる「氷点下ストッカーD」

真空状態にして酸化を防ぐ「真空チルド」

LEDにより光合成を促進して栄養アップする「クリーン朝どれ野菜室」

などなど、各社様々な付加機能を備えています。

私はあまりこだわりはないけど、あえていえば「切れちゃう瞬冷凍」が便利そう。

エアコン

大きさ

「6,8,10,14,18,20,23,26,29」畳用があり、冷房で使う場合と暖房で使う場合で異なります。

「使うのは冷房のみで暖房はファンヒーター」などであればやや下のクラスでもOK。

「21〜26畳」と書いてあるのは「木造なら21畳、鉄筋なら26畳程度まで使える」と考えるのが目安となります。

ただし実際の効き目は色々な要素に左右されるので要考慮。

例えば我が家では「リビング階段&窓が南西なので夏は暑いかも」などの理由から、記載の畳数より2ランク上のものを選んでいます。

無理にギリギリの大きさにすると、その分パワーが必要になり、効率も燃費も悪くなるそうです。

能力

「9.5kW(0.9〜12.8)」などと記載されます。

()内の数値は、最小値が小さいほど繊細な運転ができるためエアコンに弱い方などに向き、最大値が大きいほど急速に運転できるようです。

暖房で使用する場合は「低温時暖房能力」もチェック。

省エネ

「期間消費電力量」「省エネ基準達成率」「APF」などで確認。

「期間消費電力量」は年間の数値なので、これを12で割り、1kW当たりの料金を掛ければ、おおよその電気代が計算できます。

「APF」はエアコンの燃費。6.0以上ならかなり良いと思われます。

その他

我が家では「フィルター自動おそうじ」「人感センサー」「スマホ連携」などが搭載されたものを選択。

テレビ

大きさ

観る距離によって適切な大きさは変わるそうです。

4Kであれば、画面の縦の長さの1.5倍以上の距離が適切だとか。(フルHDの場合は3倍)

うちはテレビ〜ソファが2mくらいなので、80V型以上の大型がよいということになります。

LDK一体型で、ダイニングやキッチンからも観ることを考えると、奮発してデカいのを買うべきか。

機能

画質はやはり「東芝:REGZA」が優秀か。

ソニーは「Android TV」「スカパー!」「Netflix」「YouTube」「dTV」などエンタメ性が高いとのこと。

私はこの辺に関しては門外漢なのでシンプルに画質がよければいいや。笑

LEDシーリングライト

明るさ

業界規格により「◯畳用は◯lm(ルーメン)まで」と決められているため、その最大値に近いほど「明るい」ということになります。

我が家ではリビングに10畳用を2つ付けますが、一つ当たりMAX4899lmです。

12畳用にランクを上げることもできますが、消費電力も上がるので不採用。

調色

蛍光灯色(昼白色・昼光色)と電球色とに切り替えができるか否か。

私は今まで「普段は蛍光灯色、寝る時は真っ暗」であり、同じスタイルの方には電球色は不要かもしれませんが、きちんと考えたら「この切り替え機能は必須」と思いました。

というのも、「寝る2時間程度前はやや暗めの電球色にする方が睡眠ホルモンであるメラトニンの恩恵を受けやすい」からです。

理論的には遅い時間はリビングも暗くすると良いのでしょうが、最低限寝室の照明は調色できた方が無難でしょう。

ちなみに「中白色は玄関やリビング」「昼光色はリビングや書斎」「電球色は食卓や寝室」に向くようです。

色の鮮やかさ

「太陽光に近い方が目に優しい」とされており、その値が「Ra指数」というもので確認できます。

Ra100に近いほど優秀で、平均は85程度、重視する方は「90以上」を目安にするといいようです。

私も結構読書とかするので、気にしてみようかな。笑

大きさ

直径(φ)で表されます。

コンパクトだと設置性が良い反面、光の広がりがやや弱いようです。

10畳用だと「50〜70cm」くらいか。

省エネ

消費電力(W)・固有エネルギー消費効率(lm/W)により判断。

10畳用だと「30〜40W」くらいか。

低い方が家計に優しいです。

固有エネルギー消費効率は150以上だと優秀。

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