うつで寝たきりでもできる運動療法

医学・薬学

うつの原因のひとつと言われている「幸せホルモン:セロトニン」を活性化するためには、「日光浴」「リズム運動」などが有効であると書かせていただきました。

https://kokoroself.com/2019/11/23/自分でできるうつ対策/

しかし、私も経験がありますが、本当にうつ状態で寝たきりのような状態では

わかっていても何もできない

そんな状態になるのです。

日光を浴びに窓を開けたり外に出ることすら不可能。ましてや運動なんて絶対ムリ!みたいなね。

たまにいわれる「動かないから余計うつになる。ちょっと気合入れて動けばいい」という理論は、この段階では不適です。少し回復してからであれば有効なんですけどね。

今日はそのような「寝たきりうつ」の時でもできるセロトニン活性法をご紹介します。

使うのは、簡単に買えるあの商品!

「ベッドで出来て」「体力も使わず」「しかも始めれば大抵の人は数分続けられる」というセロトニン活性法があります。

それは「ガム噛み」です。

枕元にボトルガムなんかを置いておいて、憂鬱で動けない時に噛んでみるのです。

咀嚼もリズム運動のひとつとして有効性が示されていますから、これによりセロトニンを活性化することが可能です。

セロトニン研究の第一人者である有田秀穂博士(東邦大学名誉教授)によれば、ガムを20分間しっかりと噛み続けることにより

・全血セロトニン濃度の有意な増加

・緊張・不安・抑うつの改善

・前頭前野の酸素化ヘモグロビンの増加(酸素供給・神経活動活性化)

が認められたとのことです。

ガムを噛むだけであれば簡単だし、しかも噛み始めたら別に頑張らなくても20分くらいは噛み続けられますよね。

味がなくなって嫌なら途中で替えてもいいですが、私はもったいないので20〜30分は続けて噛みます。笑

歯への健康を考えて、キシリトール入りなどの商品をお勧めします。

また、咀嚼に「集中」して噛むことも大切です。

アメリカなどでうつ病や痛みに対するエビデンスが豊富な「マインドフルネス瞑想」では、「いま、ここ」に意識を集中させることが重要視されています。

この場合、多くは呼吸に意識を集中させるのですが、咀嚼に集中することも、ある種の瞑想と同じような効果があると考えられます。

私はこの辺りは専門ではありませんが、試しに「ガム瞑想」をやってみると、簡単に集中でき、頭がクリアになる感覚があります。

色々書いてしまいましたが、とにかくガムは簡単にセロトニンを活性化する道具として優秀なので、試してみてはいかがでしょうか。

ただしベッドで噛む場合、誤嚥や寝落ちには注意しましょう。

ちなみに…

この記事を書いた日は、私はとても調子が悪く、昼まで寝たきりの状態でした。

「せっかくの休日なのに」「まだまだメンタルが弱いなあ」など、モヤモヤしながらね。笑

で、そんな時たまたま近くにボトルガムを置いてあったのに気づき、「これ使えるんじゃね?」と思って試した結果の、今回の記事です。

私に効果があったことが、すべての人に有効かどうかはわかりません。

でも、同じように「何もできず動けない」という人には、ぜひ試していただきたいと思います。

繰り返しますが、誤嚥や寝落ちには注意してね!笑

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