【薬剤師視点】『アンサングシンデレラ1話』感想

生きるヒント

※なるべくネタバレのないようにします。

新型コロナの影響で3ヶ月程延期となっていましたが、無事に放送開始となりました。

ミーハーと言われればそれまでですが、やっぱり薬剤師として、つい観てしまいました。笑

「アンサング(Unsung)」は、「称賛されない、知られざる」という意味です。

でも、そこはやっぱりドラマ。なんだかんだ活躍して、感謝されてます。

実際の薬剤師業務は、もっともっともっともっともっと、地味です。笑

ドラマではちょっと問題のある医師が登場したりしますが、ほとんどの医師はしっかり治療方針を考えてくれていると思いますし、問題のある処方を書くようなことは頻発しません。

もちろん、その「万が一」を防ぐために薬剤師がいるのですが。

それでもドラマのような「これはおかしい!医師に物申して正しい医療を!」みたいなことは、滅多にないものです。

仮に処方ミスを疑義照会(問い合わせ)して変えてもらっても、時間がかかって、感謝どころかクレームだけ言われたりね。笑

そんなんなので、正直やりがいを感じられなくなって、辞めてしまう人も少なくないです。

転職ならまだしも、メンタルを病んだりする人もいます。

私もそんな時期がありました。というか、今でも多少なり感じることはあります。

でも、これはどんな仕事にも言えることですが、「人に感謝されることをモチベーションにする」ことはリスクが大きいです。

アドラー心理学で「承認欲求を捨てろ」と言われているのは有名ですね。

私個人としてはそこまで達観しなくてもいいと思いますが、あまり感謝を待つようにしていると

「これだけやってるんだから感謝しろ」という批判思考

「頑張ってるのに感謝されない」という悲観思考

「恩着せがましい」と思われ敬遠される

「お節介」と思われウザがられる

などなど、メンタル的・社会的にデメリットが多いのは確かです。

ついでに、見返りを求めているうちは見返りが与えられなかったりもするんですよね。笑

だから、「感謝される」のは「偶然」くらいに考えるが吉です。

また、人のために何かをすると、自分のストレス値が減るという研究もあるので、「自分のストレス解消のために人に親切にするんだ!」なんて思ってしまうのもいいかもしれません。

話がやや逸れました。

現実は、ドラマ以上に「アンサング」な人はたくさんいます。

税務署の人とか、クレーム対応とか、トイレ掃除のおばちゃんとか、主婦とか、その他も多くの人が「やってることの割に感謝されない」経験をしているでしょう。

薬剤師なんてまだ感謝されてる方です。笑

ですから、なるべく多くの人が「感謝を求めず、感謝を与える」ことが、幸せになるコツなのかなあ、なんて思います。

幸せは「他人の承認」なんて受動的な感じ方じゃ、ダメなのかもね。

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