不調を自分で治す意識も大切

医学・薬学

頭痛・肩こり・眼精疲労・胃部不快感・便秘・下痢・慢性疲労・いらいら・うつ・不安・不眠・・・

「不定愁訴」といわれる各種の不調、抱えている方は少なくないと思います。

病院に行って、頭痛薬や胃腸薬、漢方、あるいは抗うつ薬などを処方されるも、あまり劇的に改善しない。

そういう方も、少なくないと思います。

結果、なんとなくスッキリしないまま日々を過ごしている。

これでは、なんとなく人生を楽しみきれませんよね。

で、みんなそれをなんとかしたいと思って、色々試している方も多いです。

サプリとか、健康食品とか、健康器具とかね。

はなからそれを否定する医療人の方もおられますが、私はそこまで否定する気はありません。

実際、効くかもしれませんし、プラシーボ効果もあるかもしれませんしね。

ただ、私が見る限りでは、もっと根本的で効果が得られる可能性のあることをやっていない方が多い、という気がします。

当たり前過ぎてあえて書きたくもないのですが(笑)

「運動」「食事」「睡眠」「がんばらない」

です。

批判的になってしまうのですが、色々悩んで試す割に、こういう基本的なことを疎かにする方が、やはり多いのです。

おそらくそこには、生活習慣を変えるという努力をせずに手軽な方法で楽になりたい、という心理があるのでしょう。

それ自体は当然の希望なので仕方ないとは思いますが、やはり土台を改善しなければ効果は薄いのです。

週2,3回の運動していますか?

スマホやゲームばかりして、首を痛めつけていませんか?

暴飲暴食をしていませんか?

無理なダイエットをしていませんか?

アルコールを飲み過ぎていませんか?

きちんと朝日を浴びていますか?

寝る直前までスマホを見ていませんか?

仕事をし過ぎていませんか?

何事も完璧に、と思っていませんか?

サボっちゃだめだ、と思っていませんか?

好きなことをしてはだめだ、と思っていませんか?

がんばりすぎていませんか?

運動は抗うつ薬と同等以上のメンタル改善効果があります。自律神経も整います。

首は自律神経の塊なので、うつむき姿勢を続けていると様々な症状が出ます。

アルコールは、うつを助長します。

朝日を浴びれば幸せホルモンのセロトニンが出ます。

睡眠不足は、がん・うつ・糖尿病・脳卒中・認知症など、様々な病気の原因になります。

がんばりすぎてストレスを抱えればコルチゾールが出て、代謝異常、うつ、不眠の原因となります。

さっきも書きましたが、人の脳は「習慣を変えるのが結構嫌い」なので、このあたりを改善するのも苦手です。

あるいは、頑張ってみるけど、すぐに効果が出なくてやめてしまうのです。

更にいえば、本当にダウンしている時は改善する気力もわかなかったりするでしょう。

でも、本当に改善したいのなら、少しずつでも、いまの自分にできる範囲でも、やれることはやることをオススメします。

いきなり毎日じゃなくてもいいし、気が向いた時に少しずつ、でも構いません。

私も以前に、一日ベッドから起きられなかったり、三日眠れず何もできなかったことなどありましたが、少しずつ生活習慣を整えたことで、地獄のど真ん中にいる時には諦めていた「楽しい日々」を送れるようになりました。

結果が出てくるには月単位の時間はかかりましたが、生活を見直して本当によかったと思っています。

いま苦しんでいる方にも、ちょっとずつでいいので、「自分の不調を自分でケア」してほしいと思います。

それが、根本的な改善につながります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました