人生に真剣に向き合っている人ほど
「どう生きるべきか」
「正しいことは何か」
「人のためになろう」
などなど、常に向上心を持って、いまをより良くしようと考え続けているものです。
その姿勢が、成長につながったり、人を助けたりすることは必ずあるので、ぜひ続けてほしいことではあります。
ただ、時々考え過ぎて、疲れたり悩んだり、頭がぐちゃぐちゃになってしまうことってありますよね。
私はそんな時は、いったん頭をリセットする意味も兼ねて、「やりたいことだけ」を考え、行うようにしています。
もちろん現実的には、常にやりたいことだけをやっているわけにはいきませんが、行き詰まりを感じたり、考え過ぎて疲れた時は、少しの間、自分の心に従う時間を作るのも良いことです。
私の場合、患者対応や薬学の勉強などは好きなのですが、書類関係や在庫業務などはあまり好きではありません(薬局では意外と雑務が多いのです笑)。
で、雑務が多くなってモチベーションが下がってきたら、少しの間だけでも好きな仕事に集中します。
そうすることでモチベーションが回復し、やりたくなかったことも改めてこなしてやろうという気分になったりするものです。
ただし、ここでいう「やりたいこと」とは、単なる趣味に逃げる、ということではありません。
仕事や勉強の中でも「ここは比較的好きだったり、やってて苦じゃないな」という部分があるはずです。
疲れたら一時的にそういう所に集中することで、やることはやりながら気分転換することができるのです。
そうやって「やりたいこと」に意識を向けていると、その中でさらなる「やりたいこと」が見つかっていくことがあります。
それを突き詰めていけば、もしかしたら「やりたいことで成功する」が実現するかもしれない。
努力は裏切ることもありますが、やりたくてやったことは裏切りません。
即結果にはつながらないかもしれませんが、少なくとも「楽しさ」は得られます。
だから後悔したり挫折したりしない。
俗に「成功者」といわれる人は、それなりの努力もしているのでしょうが、その背景にはほぼ必ず「楽しさ」が伴っているものです。
本当に嫌な努力をしていたら、身にならないし、続けられないし、結果も残せてはいないでしょう。
理屈だけではなく、心に従うことも大切。
時には「考えるな。感じろ」でいこう。
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