私も薬剤師として働く上で、色々な薬剤師を見ていますが
①患者ファーストな薬剤師
②業績に貢献することを至上命題とする薬剤師
③スタッフが気持ち良く働けるよう考える薬剤師
④知識に自信のある薬剤師
⑤コミュニケーション好きな薬剤師
などなど、色々な薬剤師がいます。
で、どれかが得意で注力し、どれかは苦手あるいは無頓着と、得意分野の差というものは出てきます。
私はどちらかというと「会社員」というより「医療人」といった思考回路なので、薬の説明をしたり勉強することは好きなのですが、業績を上げたり出世したりといったことにはさほど興味はありません(仕事なのでやりますが、あまりテンションは上がりません笑)。
①③④⑤はともかく、②がダメなタイプですね。だから会社にとってはダメ薬剤師かもしれない笑
それはともかく、このような価値観の違いはどの世界でも生じるものです。
で、私が良くないと感じるのは、少なくない人が「自分と違う思考回路の人を批判してしまう」ことなのですよね。
例えばさっき挙げた5つだと、それぞれどこかに貢献はしているのだから、明確に「これが答え」というものはありません。
別に批判なんてしないで、自分の道を固めればいい。
同時に、「こういう考え方もあるのか」と、あえて自分の考え方と違うことも参考にすることで、更に自分のスキルを上げることも可能です。
批判することで、自分の能力を狭めてしまっている方も意外に多いように思います。
一度冷静になって色々な考えを参考にすることで、見えてくるものもあるのではないでしょうか。
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