「自分のキャラ」に縛られていませんか?

生きるヒント

世の中にはいろいろな性格の人がいます。

子供の頃なんかは、みんながほぼ自然体で、自分の性格に疑問を持つことも少なく、自由に様々に生きています。

ただこれが大人になると、

「自分の理想のキャラを演じてみたり」

「他人の期待に応えようと振舞ったり」

といったことが、良くも悪くもできるようになってきます。

私も患者対応中は「薬剤師」「接客業」としてのスイッチが入りますし、普段も「格好いい人間でありたい」なんて、子供のように背伸びしていることもあります。

ただ、やっぱりこのような「演技」をしている時というのは、疲れます。

本来の私は、家でダラダラしたり、人に頼って生きていきたい人間なので。笑

そんな自分に対し、たまにこう思います。

「外面はいいけど家や身内の前ではだらけたり弱い面が出てきてしまう。外にいる時のようにいつもしっかりしなきゃ(と頑張ってなお疲れる)」

なんて。

結構、同じことに思い当たる人、いるんじゃないでしょうか。

「疲れたり悩んだりしてるけど、心配かけたくないし、明るいキャラを演じよう(でも一人になるとぐったり)」

「頼られる存在でありたいから、しっかりした姿を見せよう(でも本当は、自分も誰かに頼りたい時もある)」

こんなのも同様に、キャラを演じることに疲れてしまう例です。

現実的には、多かれ少なかれ、誰もが演技をしながら生きており、必要な処世術でもあります。

しかし、それに縛られ過ぎると、常に自分の心を押さえつけ続けることになるので、いつかその反動がやってきます。

一人の時、信頼できる人といる時などに見せる「ダメな部分」「弱い部分」を肯定しましょう

そして、時にはキャラを崩壊させて、欠点を見せた方がよいのです。

「ギャップ萌え」なんてのもあるように、人は平均的で特徴のない人間よりも、長所と短所が同時に存在する人間の方が魅力的に写るものです。

「立派な人間」を演じ続けて、疲れないでくださいね。

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