精神医学から考える、受験に成功するコツ

生きるヒント

私も薬剤師となるまでの間、高校受験・大学受験・国家試験を経て来ました。

その傍ら、同級生に勉強を教えたり、中学・高校受験の講師をしてきたりもしました。

その中で、残念ながら受験に失敗してしまう人には、共通する要素があることに気づきました。

今回は、そんな、お話。

ストレスを感じながら勉強をしている

これは100%とは言わずとも、かなりの割合で失敗する原因となり得ます。

かくいう私も、大学受験ではノイローゼ的な精神症状にあり、1浪した上、2回目の受験でも第一希望の大学には受かりませんでした(その結果行った大学で、素晴らしい友達と出会えたので、結果オーライですが笑)。

うつ病とかとなると言い過ぎですが、ストレスを抱えると認知・記憶能力が大幅に低下することは、精神医学では常識です。

うつ病の初期症状として「ミス・物忘れが増える」というのは有名な話です。

でも、勉強をストレスと感じている人に限って、「やんなきゃやんなきゃ」って感じで、ストレスを肩に乗せながら頑張ったりする。

こういう人は人間としては努力家で素晴らしく思いますが「頑張り過ぎ」です。

ストレスが強いと感じたら、一旦足を止めて、気分転換などをすることが大切なのです。

身体を動かさない

勉強をしているうちは、どうしても下を向いて、身体が固まった姿勢が続きます。

この状態では、脳の血流が悪くなり、セロトニンも低下します。

すると、脳の活性は低下し、受験生に必要なメンタルも低下します。

結果、勉強効率は下がり、本番で緊張に弱くなる、なんてことにもなります。

ですから、受験生こそ、合間合間で身体を動かすべきです。

そもそも人間の集中力は1〜2時間程度しか続かないので、そのくらいしたら軽く有酸素運動をする。

すると脳が活性化するので、その後の勉強効率が格段に上がります。

あるいは、15分に1回程度、30秒上を向く。

これにより自律神経の塊である首の血流が悪くなるのを防げるので、脳の活性化や、ストレス耐性を上げることが可能となります。

適度に運動をしている人ほど成績がいいというデータはたくさんありますから、結果を出したい人ほど、勉強「だけ」に固執してはいけないわけです。

また、運動しながら勉強すると記憶力がアップしますから、例えば参考書を読む時は、歩きながらやると良いでしょう(見てくれはともかく)。

睡眠時間を削る

短期記憶が長期記憶に変わるためには、睡眠が必要不可欠です。

「一夜漬けして、明日のテストだけ乗り越えれば良いや」というならともかく、受験は日々の勉強を「長期記憶」として積み重ねなければいけないわけですから、睡眠を削るのは言語道断です。

最低でも6〜7時間の睡眠は確保しましょう。

一発で覚えようとする

「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

20分後:覚えた内容の42%を忘れる

1時間後:覚えた内容の56%を忘れる

1日後:覚えた内容の74%を忘れる

1週間後:覚えた内容の77%を忘れる

1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる

というものです。

つまり人は忘れるのが当然。

それを考えずに、「一生懸命集中して、この時間でたくさん覚えなきゃ!」なんて思っても、脳の機能上、無理なのです。

それよりも、「テキトーでいいから繰り返し読むかー」的な方が、よほど記憶への定着率もいいし、楽に勉強ができます。

人生と同じ。ストレスを抱えながら頑張るより、気楽さを持とう

まとめると、こういうことです。

こういうと「そんなうまくできたら苦労しない!」と言われますが笑

人生も受験も長丁場。

「頑張り続ける」のは不可能です。

時には妥協しつつ、なるべく楽しくやる方が、結果として「継続力」「精神力」を保つことができるのです。

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