適度な飲酒は気持ちをリラックスさせたり、コミュニケーションの潤滑油になります。
が、飲み過ぎはだめだということはみなさんわかっていると思います。よく「肝臓に悪い」などと言われますよね。
では、メンタルの方にはどうなのかというと、悪影響は間違いなくあると思われます。
アルコールは脳の神経を抑制するので、気分に関わる神経伝達物質のバランスも悪くなります。それによって「うつ状態」になる可能性もあります。
私も昨日深酒をしたら、今朝はうつ状態でした(笑)。あからさま、と言ってもいいくらい。
アルコール依存症とうつ病の合併も少なくありません。
うつ病になりアルコールに逃げた結果依存症になる場合と、アルコール依存症のせいでうつ病になる場合と、どちらもあり得ます。
また、アルコール依存症とうつ病が合併すると、自殺率が上がります。
アルコールには「脱抑制」という作用があり、普段は理性で抑えられていたものが抑えられなくなり、結果として衝動的な行動に走りやすくなるためです。
つまりアルコールは、うつになりやすくし、治りづらくし、自殺も起こしやすくする。
なので、うつ病などで治療をしている方は飲酒はやめた方が良いです。
アルコールのせいでうつ状態になっている場合、お酒をやめるとうつも治っていくことも多いです。
今ではアルコール依存症の薬も増えており、精神科であれば処方は可能と思われますので、自分の飲酒習慣を改善したい方は主治医と相談してみると良いでしょう。
以上、アルコールの怖い効果をいろいろ書いてしまいましたが、私はお酒自体は好きです。笑
体が不調なのに依存して飲酒し続けるのは良くないですが、適度に付き合っていければ良いですね。
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