目の前の人を幸せにしてみる

生きるヒント

私が薬剤師になりたての頃は

「薬剤師として多くの患者に貢献したい」

なんて思っていたりしたものですが

実際は処方箋に従って薬を揃えるのがメイン

現場はギリギリの人数しか当てがわれず

在庫管理やレセプト請求業務、お役所仕事など、患者対応以外の業務に追われる毎日…

頑張って勉強して、資格取ったのに、何やってるんだろう?

なんて

今の私は思っちゃいません。笑

ただ、そういう側面があるのは否定できず、患者さんに「貢献してる感」を感じきれない薬剤師は少なくないでしょう。

医療人の薬剤師ですらそうなるので、他の職業についてる方も、やりがいや達成感を感じられずモヤモヤすることもあるでしょう。

人が何に達成感を感じるかは十人十色ですが、なんとなくやりがいを感じられないなら、とりあえず「目の前の人に貢献してみる」そして「貢献できたら実感してみる」と、いいと思います。

この場合の「目の前の人」は、凄く広い意味で良く、「貢献」は凄く小さいことでいいです。

家族に食事を作ったら(お礼は言わないけど)良く食べてくれた。

コンビニの定員さんに、会計の後「ありがとう」って伝えた。(何気に店員さんも嬉しいはずです)

友達と話して笑い合えた。(誰かを一瞬笑顔にしただけで凄いことです)

「え、こんなことでいいの?」ってことでいいんです。

私は、患者さんに薬をお渡しして、最後に「ありがとう」って言われただけで良しとしています。

薬の質問に答えてあげたり、心の悩みを聞いてあげたりできた時は、もう最高!って感じで。

そうやって、とりあえず目の前の人を、ほんのちょっと幸せな気持ちにしてあげて、それを自分でも実感していけば、日々の達成感とか自信につながるような気がします。

具体的な行動ができなければ、「自分が相手に笑顔を見せる」とかでも良いです。

感情は伝染することが証明されているので、そうすれば相手も嬉しい気持ちにできます。

別に人のために生きよう、などという気はなく笑、自分のためにこそ、人のことを考えるのはありですよ。

ただ、やり過ぎるとお節介になるし、自分も疲れるから、些細な感じでやるのが良い笑

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